『腸活』でコロナ対策
腸を元気にする食品
新型コロナウイルスの感染予防のためにも、腸内環境を整えて免疫力を高めることが重要です。
腸内には免疫細胞の5割~7割が存在しますが、その働きには腸内細菌が大きく関わっています。
1、小腸の免疫細胞から「分泌型 IgA」という物質が粘液内に分泌され、それがウイルスや病原菌にくっついて侵入を阻止する。
「分泌型 IgA」の分泌を促すのが乳酸菌。乳酸菌を含む食品として、ヨーグルト、味噌、納豆、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品がおすすめ。
2、大腸にいる酪酸産生菌のはたらき。
大腸の細胞同士の間には隙間があるが、その隙間を粘液で覆うことでウイルスの侵入を防いでいる。
粘液が増えると便秘の解消にもなる。
が、その粘液を作るのが酪酸産生菌であり、水溶性の食物繊維をえさにしている。
水溶性食物繊維を含む食品として、海藻、根菜類、イモ類、納豆などがある。
納豆からは乳酸菌も摂れるので大いに活用したい。
3、食物繊維の一日の摂取目安量は、20グラム前後が推奨されるが、現状は5から10グラムほど足りない。
野菜をたくさん食べるのがいいと分かっていても、調理するのが面倒、時間がないなど理想どおりにそうすることができない。
わたくし山泉の場合は、Amazonで水溶性食物繊維「イヌリン」を購入して、味噌汁やお茶に混ぜて摂取しています。すぐに溶けるので簡単便利。